札幌でスープカレーといえば、必ず名前が挙がる人気店のひとつが「スープカレーGARAKU」。観光客はもちろん地元の方からも愛される名店で、札幌本店には毎日多くの人が訪れます。今回、朝の開店前に訪問し、その人気ぶりを実際に体感してきました。
整理券システムでスムーズに入店
お店に到着したのは午前10時20分頃。すでに行列を予想していたのですが、GARAKUでは人が並ぶのではなく「整理券制」を採用しており、入口横に設置された機械で番号を発券します。私が受け取ったのは5番目の整理券。その後、スマホでQRコードを読み込み、順番が近づくと呼び出される仕組みです。効率的で、長時間外で並ばずに済むのがありがたいポイントでした。
整理券を手にした後は、開店と同時にすぐ呼ばれて席に着くことができ、スムーズに注文へと進みます。
人気No.1!炙り焼き角煮スープカレー

数あるメニューの中で今回選んだのは、堂々の人気No.1「炙り焼き角煮スープカレー」。テーブルに運ばれてきた瞬間から、スパイスと出汁の香りが立ち上り、一気に食欲を刺激されます。
GARAKUのスープは「和風だし・豚骨・鶏ガラ」の三種類を組み合わせた“トリプルスープ”がベース。そこに数十種類のスパイスを重ねることで、奥行きのある味わいを実現しています。ひと口飲むと、まずスパイスの香りがふわっと広がり、その後に出汁の優しい旨みがじんわり。辛さはしっかり感じつつも尖った刺激ではなく、むしろまろやかで、体にすっと馴染む味わいです。
箸でほぐれるほど柔らかい角煮

そして主役の炙り焼き角煮。見た目は分厚く、存在感抜群ですが、箸を入れると驚くほど柔らかく、ほろほろとほぐれていきます。表面は香ばしく焼き目がついており、噛むほどに肉の旨味とスープのスパイスが絡み合い、とろけるような味わい。ご飯と一緒に頬張れば、スパイスの香り、出汁のコク、角煮の旨味が三位一体となり、思わずスプーンが止まりません。
彩り豊かな野菜と食べ応え
スープカレーの魅力のひとつが野菜の存在感。GARAKUでも、にんじん、ブロッコリー、レンコン、さらにウズラの卵まで盛り込まれ、見た目にも華やか。ひとつひとつが大きめにカットされているので食べ応えがあり、野菜の甘みや歯ごたえがスープの中でアクセントになります。特に炙り野菜の香ばしさは、スパイスの効いたスープと相性抜群でした。
朝からでもペロリと食べられる一杯
「スープカレーを朝から食べるのは重いかな?」と少し心配もしていましたが、実際には全く逆で、食べ進めるうちに体が温まり、朝のエネルギーチャージにぴったりでした。スパイスの力で心地よい刺激を受けつつ、出汁の旨みで胃にも優しい。食べ終える頃には満足感と爽快感が同時に訪れ、「また来たい」と思わせてくれる一杯でした。
まとめ
スープカレーGARAKU札幌本店は、整理券システムで快適に入店でき、味わい深いトリプルスープと豪快な角煮が堪能できる名店でした。人気No.1の「炙り焼き角煮スープカレー」は、スープの奥行き、野菜の彩り、角煮の柔らかさ、すべてが調和した一皿。札幌を訪れるなら、絶対に外せないスープカレー体験です。
