ベルーナドームに訪れる楽しみといえば、野球観戦はもちろんですが、忘れてはいけないのがバラエティ豊かな球場グルメ。そのなかでも長年ファンに愛され続けているのが「宮木牧場」のメニューです。スタジアムで本格的な肉料理を堪能できると話題を集め、2024年には「KING OF 獅子まんま2024」で総合グランプリを獲得するなど、味と人気の両面で揺るぎない地位を築いています。今回はその看板商品である「宮木牧場のパワープレート」と、今年新たに登場した「牛トロローストビーフ丼」を実際に味わってきました。
宮木牧場のパワープレート(1,450円)

まず紹介したいのは、2024年「KING OF 獅子まんま2024」の総合グランプリに輝いた「宮木牧場のパワープレート」です。この一品は、アメリカンビーフの格付けで最高ランクにあたる「プライムビーフ」を贅沢に使用。旨味、ジューシーさ、そして柔らかさの三拍子がそろったステーキを中心に、ご飯と付け合わせが一皿に収まっています。
ステーキの上には香ばしいガーリックチップが散らされ、食欲を一層かき立てます。しっかりとした肉の食感を楽しみながらも、噛むほどに肉汁があふれ出す満足感は、まさに球場グルメの枠を超えたクオリティ。付け合わせにはホクホクのポテトと甘みのあるコーンが添えられており、ステーキとの相性も抜群です。肉の力強さを堪能しつつ、バランスよく食べられる構成になっているのも魅力です。
もともとこのプレートは、2014年に当時西武ライオンズに在籍していたOB・エルネスト・メヒア選手がプロデュースした「メヒアのパワープレート」として誕生しました。その後、時代とともに進化を続けながら、今もなおファンに愛され続けているロングセラー。まさにベルーナドームを代表する名物グルメといえるでしょう。
牛トロローストビーフ丼(1,350円)

続いて味わったのは、2024年シーズンから新しく登場した「牛トロローストビーフ丼」です。こちらは「宮木牧場」の濃厚なローストビーフの上に、牛トロフレークをたっぷりトッピングした贅沢な一杯。
牛トロフレークは、口の中に入れると体温でスッと溶け、上質な脂の甘みと旨味が広がります。ローストビーフ自体もやわらかく仕上げられており、肉の濃厚な味わいと牛トロの口どけが絶妙に絡み合います。さらに刻みネギや薬味がアクセントとなり、全体の味わいを引き締めてくれるのもポイント。ご飯と一緒に頬張ると、まさに贅沢な肉尽くしのハーモニーを楽しめる一品でした。
SNSの公式情報によれば、この丼は「肉のうま味と口どけの贅沢を一度に味わえる」と紹介されていますが、その言葉に偽りはなく、一口目から満足感の高い仕上がりになっています。肉好きなら必ず試してほしい新定番グルメといえるでしょう。
お店の場所

宮木牧場の店舗は、ベルーナドーム内外に複数あります。ドーム外のキッチンカーに加え、球場内の一塁側・三塁側にも店舗があるため、観戦前後や試合の合間など、さまざまなタイミングで利用できるのも嬉しいポイントです。
混雑する試合日でも比較的購入しやすく、肉料理をしっかり味わいたいファンにはまさに頼れる存在といえるでしょう。
まとめ
ベルーナドームの「宮木牧場」では、定番の「パワープレート」と新登場の「牛トロローストビーフ丼」という2つの肉料理を堪能できます。長年ファンに支持されてきたロングセラーと、時代に合わせて進化する新メニュー。どちらも肉の旨味を存分に味わえる逸品であり、野球観戦の楽しみをさらに盛り上げてくれること間違いなしです。
ベルーナドームに訪れる際には、試合の盛り上がりとともに、ぜひ「宮木牧場」のグルメを堪能してみてください。肉の力強い旨味と、球場ならではの雰囲気が相まって、きっと忘れられない観戦体験になるはずです。