東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天モバイルパーク宮城」には、選手たちがプロデュースした多彩なグルメが並び、観戦の楽しみを一層広げてくれます。今回はその中から、背番号6番・村林一輝選手が考案した「6種のスペシャルアサイーボウル」(税込1,500円)を実際に食べてみたのでご紹介します。

商品の特徴とこだわり

公式サイトによると、このアサイーボウルは村林選手が昨シーズンから球団のグルメチームに提案し続けてきた念願の商品とのこと。トッピングにはマンゴー、いちご、ブルーベリー、キウイ、バナナ、そしてグリークヨーグルトと、彩りも栄養も満点の6種の食材が使用されています。さらに、村林選手の背番号「6」をかたどったクッキーが添えられており、見た目にもインパクトのある仕上がりです。SNS映えする華やかさと、ヘルシーかつ満足感のある構成が魅力。別添えで用意されたはちみつを加えることで、自分好みの甘さに調整できる点もこだわりのひとつとされています。

実際に食べてみた感想

容器のふたを開けると、まず鮮やかな色合いに目を引かれます。濃い紫色のアサイーベースに、カットされたフルーツやナッツ、ココナッツフレークが美しく散りばめられ、その中央には大きな「6」のクッキー。スタジアムグルメというより、カフェで提供される本格スイーツのような見た目です。

一口食べると、ひんやりとしたアサイーの爽やかな酸味が広がり、フルーツの自然な甘さと絶妙に調和します。バナナのまろやかさやマンゴーのトロピカルな風味が全体を引き立て、キウイやブルーベリーの酸味がアクセントに。さらに、グリークヨーグルトが加わることでコクが増し、デザートでありながらしっかり食べ応えを感じられました。

また、トッピングのナッツやココナッツの食感が加わることで、ただ甘酸っぱいだけでなく、噛む楽しさや香ばしさも味わえます。最後にクッキーを崩して一緒に食べると、サクサクとした食感と小麦の香ばしさがアクセントとなり、満足感のある締めくくりになりました。

注意点とおすすめの食べ方

今回食べてみて感じたのは、夏場の屋外球場では提供された瞬間からどんどん溶けてしまうという点です。特に暑い日には、他のフードを買いに行っている間にアサイーがかなり柔らかくなってしまいました。冷たい状態でフルーツと一緒に楽しむのがこの商品の魅力なので、購入したらできるだけ早めに食べ始めることをおすすめします。

また、別添えのはちみつは量を調整しながら少しずつ加えるのがおすすめ。フルーツ本来の酸味と甘さを楽しみたい方は控えめに、デザート感を強めたい方は多めにかけるなど、自分の好みに合わせられるのが嬉しいポイントです。

まとめ

「村林一輝の6種のスペシャルアサイーボウル」は、暑い夏のスタジアム観戦にぴったりな爽やかスイーツでした。栄養価の高いアサイーにフルーツやヨーグルトが加わり、見た目の華やかさと健康志向を両立した一品。さらに背番号をかたどったクッキーがユニークで、選手プロデュースメニューならではの特別感を演出しています。

球場グルメというとボリューム満点のご飯ものをイメージしがちですが、試合観戦の合間にリフレッシュできるヘルシーなスイーツもまた魅力的。楽天モバイルパークに訪れた際には、村林選手の思いが詰まったアサイーボウルをぜひ一度味わってみてください。