メゾン シーラカンスについて

「メゾン シーラカンス」は、2021年8月に誕生した、パティシエ・イケダカズノリによる新形態の店舗です。これまでのスイーツの枠にとらわれず、懐かしさと新しさを同時に楽しめる商品を展開しており、オープン以来多くのお客さまから注目を集めています。店名を冠した代表的な商品のひとつが、今回ご紹介する〈シーラカンス モナカ〉です。発売以来たくさんのファンを獲得し、お茶うけや手土産にも最適と評判を呼んでいます。

パッケージは黒を基調としたシックなデザインで、中央にはシーラカンスのモチーフが描かれています。シンプルながら高級感が漂い、贈り物としても喜ばれること間違いありません。開ける瞬間から特別感を味わえるのも、このブランドならではの魅力といえるでしょう。

モナカの構成

〈シーラカンス モナカ〉は、和菓子の定番であるモナカに、洋の要素を組み合わせた独創的なスイーツです。公式によると、中には北海道・十勝産の小豆を使った餡がぎっしりと詰められています。そこへフランス・イズニー社のバターをサンドし、さらにフランス産ゲランド塩を効かせて仕上げているのが特徴。サクサクとしたモナカの皮に、しっとりとした餡とバターの組み合わせ、そして塩気のアクセントが絶妙なバランスを生み出します。

「和と洋」「甘みと塩気」「サクッとした食感と滑らかさ」という三つの対比が一度に楽しめる構成は、シンプルながらも奥深い。懐かしいモナカの姿をしていながら、一口かじれば新鮮な驚きが広がるという、まさにコンセプト通りの“懐かしくも新しい”一品に仕上がっています。

実際に食べてみて

まず手に取って驚くのは、モナカの皮にしっかりと刻まれた「栄泉堂」の文字。丁寧に作られた佇まいが美しく、見た目からも特別感があります。ひと口かじると、皮のパリッとした食感が小気味よく、すぐに広がるのはバターのまろやかなコク。続いて餡のやさしい甘みが舌にのり、最後にゲランド塩の存在感が全体を引き締めてくれます。

餡とバターの組み合わせは重たそうに思えるかもしれませんが、程よい塩気が後味をすっきりとまとめてくれるので、思った以上に軽やか。甘すぎず塩気が効いたバランスはクセになり、気づけばもう一口と手が伸びてしまうような魅力があります。

また、サクサクとしたモナカの皮と、餡とバターのしっとり感の対比も楽しく、噛むたびに異なる食感が混ざり合い、飽きがきません。伝統的な和菓子のフォルムを守りながら、味わいの構成はしっかりと現代的。和菓子好きにも洋菓子好きにもおすすめできる、まさにハイブリッドな一品です。

手土産にもぴったり

上品なパッケージと個性的な味わいから、自分へのご褒美はもちろん、贈り物としても喜ばれること間違いありません。特に、甘いものが好きな方にはもちろん「甘すぎるスイーツはちょっと苦手」という方にも食べやすい仕上がりなので、幅広い世代に受け入れられるでしょう。お茶やコーヒーとの相性も抜群で、ティータイムをより特別な時間にしてくれます。

まとめ

「メゾン シーラカンス」の〈シーラカンス モナカ〉は、和と洋、甘みと塩気を見事に融合させた新感覚のスイーツです。サクッとした皮、なめらかな餡とバター、そして塩気のアクセントが織りなす調和は、一度食べれば忘れられない味わい。懐かしさの中に新しさを感じさせるコンセプト通りの逸品であり、日常のちょっとした贅沢や大切な人への手土産にぴったりです。ぜひ一度、その奥深い美味しさを体験してみてください。