北海道の人気菓子ブランド「北菓楼(きたかろう)」が、新千歳空港限定で販売している「夢風船(ゆめふうせん)」。

価格は税込351円。見た目のかわいらしさと、ひとつのスイーツで三段階の味わいが楽しめるというユニークな構成が魅力の、ちょっと特別なカップシューです。

北菓楼とは

「北菓楼」は北海道・砂川市に本店を構えるスイーツブランド。代表作である「開拓おかき」や「バウムクーヘン 妖精の森」など、素材の良さを生かした商品作りに定評があります。

パッケージや商品名も個性的で、観光客だけでなく地元の人からも長く愛されているお店です。

「夢風船」は、その北菓楼が新千歳空港限定で展開している商品。空港でしか出会えないという“特別感”もあり、旅の締めくくりにぴったりのスイーツです。

見た目はシンプルだけど、ちゃんと“夢”がある

「夢風船」という名前の通り、ふっくらと風船のようにふくらんだシュー生地が印象的。

表面にはつやつやとした白いフォンダンがかかっていて、全体的にはシンプルながら、ちょっとワクワクするような雰囲気があります。

このシュークリームのもうひとつの特徴は「カップ入り」であること。手を汚さずに食べられて、スプーンでもすくいやすく、旅先や空港でも気軽に楽しめる設計になっています。

味の流れにメリハリがあって、食べていて楽しい

「夢風船」は、食べる部分ごとに味わいが変化するのが大きな特徴。

見た目以上に、食べる体験に工夫が詰まっています。

  1. まずはフォンダンの甘さがドンと来る

表面にかかっている白いフォンダンは、しっかり甘め。

シャリっとした食感とともに、砂糖の甘さがストレートに感じられます。かなり甘さが際立つので、最初のひと口は印象的。

甘いものが得意でない方には少し重たく感じるかもしれませんが、スイーツらしい“特別感”を最初に味わえるポイントでもあります。

  1. 中のクリームで甘さがやさしくなる

中にはとろっとしたカスタードクリームがたっぷり。甘さはやや控えめで、ミルク感がしっかりあるタイプです。

フォンダンの甘さをこのクリームがやわらげてくれるので、次第に口当たりがまろやかに変化していきます。

甘さの濃淡を感じながら食べ進められるのが面白く、ただ甘いだけでは終わらない工夫が感じられました。

  1. 最後はしっとり生地とクリームが一体に

カップの底に近づくにつれて、生地はクリームの水分を吸ってしっとり。

最初のパリッとした食感とは違い、ふんわり・なめらかな口当たりに変わっていきます。

この変化がとても自然で、最後は優しい後味で締めくくられる構成になっていました。

まとめ|甘さしっかり、でもちゃんと工夫が詰まった一品

「夢風船」は、甘さがしっかりあるカップシュー。とはいえ、ただ甘いだけでなく、食感や味の移り変わりに工夫が感じられるつくりになっていて、飽きずに食べられるのが魅力です。

「フォンダンの甘さ → クリームでまろやかに → 生地でしっとり締めくくる」という流れが明確で、一口ごとに印象が変わっていく構成は、食べていて楽しくなります。

甘党の方にはとてもおすすめ。そうでない方も、旅先でちょっと特別なスイーツを味わいたいときに手に取ってみるのはアリだと思います。

新千歳空港を訪れた際には、タイミングが合えばぜひ試してみてください。