SNSで話題になっていたスイーツ「なまくり」。缶にたっぷり詰まった生クリームが目を引く、見た目のインパクト抜群のスイーツです。その存在を知ってからずっと気になっていたのですが、ついに販売場所を調べて池袋・サンシャイン通りへ足を運んできました。

販売されていたのは「アドアーズサンシャイン店」の前に設置された専用自動販売機。現在、自販機は全国で10カ所ほどしか展開されていないそうで、ちょっとしたレア体験です。今回は「買いに行く」ことを目的に訪れました。

私が到着したのは平日の昼前ごろ。通りすがりに購入している人の姿を何人か見かけました。話題になっているだけあって、注目している人は多そうです。

なお、「なまくり」は自動販売機だけでなく、公式オンラインショップからも購入可能。近くに販売機がない方でもお取り寄せできるのは嬉しいポイントです。

今回選んだのは定番の「なまくり(ノーマル)」。新フレーバーの「ミント味」も気になりましたが、まずはスタンダードな味わいを楽しんでみることに。

パッケージと見た目

商品はドリンク缶のような形をした容器に入っており、フタを開けると中には白くて美しい生クリームがぎっしり。ラベルには「クリームだけで満たされたいの」というキャッチコピーが書かれており、甘いもの好きの心をくすぐります。

缶にはプラスチックのスプーンも付いており、その場で手軽に食べられるのも魅力。見た目の可愛らしさや便利さもあり、差し入れや手土産にも喜ばれそうです。

中身の構成

パッと見は“生クリームだけ”に見えますが、実際にスプーンを入れてみると、中からスポンジの層が出てきます。公式サイトによれば、「なまくり」は北海道産の厳選生クリームを使用し、全体の約9割が特製クリーム、残りの1割がスポンジという構成。クリームが主役ではあるものの、スポンジがあることで食感と味にメリハリが加わっています。

スポンジの割合が少ないぶん、あくまで主役は生クリーム。とはいえこのバランスが絶妙で、途中で味に変化が出るため、飽きずに食べ進められるのがポイントです。

味の感想

生クリームはふわふわでなめらかな口あたり。口に入れた瞬間にスッと溶けるような軽さがありつつも、コクや風味はしっかり。隠し味には北海道産のマスカルポーネが使われていて、まろやかさと奥深い香りがプラスされ、ただの生クリームではない上品な味わいに仕上がっています。

途中で現れるスポンジと一緒に食べると、まるでショートケーキを食べているかのような満足感。スポンジもふんわりとしていて、缶入りとは思えない本格的なクオリティ。生クリームとスポンジの組み合わせが絶妙で、最後まで飽きずに楽しめました。

なまくりの原材料名と栄養成分表示
原材料名と栄養成分表示

まとめ

「なまくり」は、その見た目や購入体験のユニークさに加えて、スイーツとしての完成度も非常に高い一品です。自販機で気軽に買えるのに、味はしっかり本格派。生クリームに“満たされたい”という気持ちを、しっかり満たしてくれます。

今回は池袋の販売機で購入しましたが、オンライン販売もあるため、気になった方はぜひチェックしてみてください。自分へのご褒美にも、甘いもの好きな方への贈り物にもおすすめです。